ビジネスホテルの乾燥対策!

ホテルって冬に利用するとメチャクチャ部屋が乾燥していたりするんですよね。特に部屋の狭いビジネスホテルだと顕著です。冬のお部屋の乾燥問題は、ビジホあるあるネタだと思いますが、空気の乾燥は風邪やインフルエンザを引きやすくなるだけでなく、お肌の乾燥など美容にも問題があります。

そんな冬のビジネスホテルユーザーに欠かせない「乾燥対策」を紹介していきます。

ビジネスホテルに限ったことではないのですが、気密性の高い物件は乾燥しやすいのです。特に冬場は空気自体が乾燥しています。さらに気温が低い。

そのような状況で部屋の温度を暖房(エアコン)であたためるとどうなるか?
理科の実験を思い出してほしいのですが、気温が上がるほど、空気中に含むことができる水分量は増えます。

水分が変わらずに温度だけが上昇すると、湿度(%)はさらに下がってしまうわけです。たとえば、容量10の中に水分が2あれば湿度20%ですが、室温がエアコンであがり容量が15になり水分が2のままだと湿度は13.3%にまで下がります。

気密性の高く、空間が狭いビジネスホテルは乾燥しやすいわけです。

乾燥は風邪の原因となります。ウイルスは乾燥が大好きなので、乾燥した空気で死滅せず、体の中に取り込まれて風邪、インフルエンザなどにかかりやすくなってしまいます。

また、風邪やインフルエンザだけでなく、美容の面から問題があります。空気が乾燥しているとその乾燥を解消しようと湿度のあるものから水分が抜けだそうとします。潤っているお肌も乾燥した部屋にいると潤いが外に逃げ出してしまいます。

ビジネスホテルでできる乾燥対策

  • 加湿器を借りる
  • 給湯ポットや電気ケトルで簡易加湿器
  • フェイスタオルを湿らせて
  • バスタブのお湯を張ったままにする
  • アロマディフューザーを持参する
  • 風邪が心配ならマスクをして寝る

加湿器を借りる

最近はビジネスホテルでも加湿空気清浄機などを置いているところが増えています。また、ホテルによっては貸し出し品として用意していることもあります。加湿器を利用すれば当然ですが、湿度を上げることができるので乾燥対策となります。

なお、注意点として、自宅でもいえることですが、加湿器は清掃状況がとても重要です。清掃されていない加湿器は菌が繁殖していることもあります。

  • 中を確認して綺麗に掃除されているか確認する
  • 水が入っている場合、一度すてて綺麗な水を入れるようにする

こうした対応は必要になると思います。

給湯ポットや電気ケトルで簡易加湿器

加湿器と同じ原理で活用できるのが給湯ポットやケトルです。お湯を沸かすことで湯気(蒸気)が発生するので部屋を加湿することにも使えます。

蒸気による加湿度合いはかなり大きいので、いち早く乾燥を解消したいという場合は、給湯ポットやケトルは大いに役立ちます。

フェイスタオルを湿らせて

夜、寝ている間の乾燥が気になるという方は、部屋に備え付けのフェイスタオルなどを湿らせて、ベッドのそばにかけておくというのも手です。空気が乾燥している状態だとその分濡れたタオルの水分が空気中に流れていきます。

注意点としては加湿させようとビチャビチャにぬらしたまま干して水がしたたり落ちてカーペットまで濡らしてしまうケースがあります。下に水が落ちない程度に湿らせましょう。

バスタブのお湯を張ったままにする

バスタブ付きのホテルなら、お風呂に入った後のお湯の線を抜かずにそのままにしておくというのも一つの手です。これだけでも乾燥対策になります。

ただし、お湯を出しっぱなしにする、シャワーを出しっぱなしにするなどは、迷惑行為ですのでやめましょう。湯気によって火災報知器が火災と判断して警報が発報されることがあります。

アロマディフューザーを持参する

持ち運びができるコンパクトなアロマディフューザー(超音波式)を使うという手もあります。エッセンシャルオイルと水を混ぜて超音波で霧状にして空気に放出します。当然水分+アロマ成分が空気中に放たれることになりますので、乾燥対策(加湿)となります。

ビジネスホテルによっては、ちょっとお部屋のにおいが気になる……。という事もすくなくないはず、乾燥対策だけでなく、ニオイ対策もできる携帯型のアロマディフューザーは旅のお供にも最適ですよ。ちなみに、加湿を目的とするなら「超音波式」です。

風邪が心配ならマスクをして寝る

風邪やインフルエンザが心配なら寝るときにマスクをするのも手です。寝ている間に口からウイルスなどが侵入して感染することが多いため、マスクをしていることでそれを予防できます。また、自分の呼気によって喉を潤してくれる効果も期待できます。

乾燥による風邪などが心配な方はマスクをして寝るのも一つの手段です。

とにかく、ホテルという物件は乾燥しやすい構造になっているという事をしっておきましょう。ただ、上記で紹介したような対応・対策をとれば、部屋に十分な湿度を与えることは可能です。


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